未来のコミュニケーション
先日、一部のデパートに「セルフレジ」が導入されるというニュースがありました。
セルフレジとは文字通り、自分でレジを通して買い物をすることですが、これを導入する事で、レジの待ち時間が減る、買うのをみられたくない商品も気軽に買える、大幅な人件費の削減など数々のメリットがあるそうです。まぁ合理的と言えば合理的ですが、また一つ言語によるコミュニケーションが減ったなぁと寂しくなりました。
インターネットが生まれてから、コミュニケーション自体は今まででは想像出来ないくらい便利になりましたが、対面でのコミュニケーションは確実に減ってきていると思います。引きこもりやニートがいい例ですね。憶測ですが、iPod(もっと前で言うと、SONYのウォークマン)が発売された事でも、人とのコミュニケーションはかなり減ったんじゃないかなぁ。最近こそWebカメラとかで相手の顔を見て話せる様になってるみたいやけど、やっぱり実際に会ってその人の雰囲気や態度を見つつのコミュニケーションってのには敵わないんじゃないかな。まぁインターネットの世界はスピード早いから、そんなことも解決出来る技術が生まれるのかもしれないけどね。
セルフセルフって何でも自分でやってしまう・・・結局、未来のコミュニケーションはどういう形になるんですかねぇ、ちょっと不安です。
・・・と、セルフレジのニュースを見て感じました。
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Comments
コミュニケーションの種類には、「ハイコンテクスト」と「ローコンテクスト」と大きく分けて2つあり、いわゆる以心伝心やあ、うんの呼吸などと言われているのは前者で、その反対が後者と言われてます。(小林宏一著、コミュニケーション論より)
人間は、無意識に「ハイコンテクスト」な社会に憧れる傾向があり、セルフサービスなどの人間を介さないものが増えるにつれて、ますます「ハイコンテクスト」に憧れる傾向は高まるかも知れません。そう考えると、セルフサービスのようなものがどんどん進化して行った先には、人を使ったビジネスに対しての需要が高まると思われます。
最近、賃貸不動産の事を色々と勉強する機会があり、ネットで分かることと、最終的に人を介することで分かることの違いを痛感しました。何事もバランスです。
未来のコミュニケーションでも人間の資質の基本自体は変わらないと思います。身近にいる人に関しては、いやな人はいやだし、好きな人は好きになるんです。ただ人間を繋ぐメディアがWEBや、または、セルフレジなどによって大変革を遂げており、それはつまり、これまでの社会と大衆のスタンスが変化していると言うことです。
コミュニケーション方法は、多分このまま行けば、セルフレジなどの誰でも出来る、一律な仕事は自動化が進み、クリエイティブを必要とするようなものは、どんなに離れていても、電子会議などで、吐息が聞こえるまでに進化するでしょう。
しゃべる、聞く、見る、と言うふうに、人間自体がメディアであり、この機能を拡張して来たのが、今までのメディアです。そしてこれからもそれを追求して行くでしょう。したがって、未来のコミュニケーションを語るとき、この上記2つの流れを分けて考えるべきです。
サービスの無人化による日常生活の些細な喜びを失う代わりに、どこにいてもそばにいるように感じれるコミュニケーションが発達する。結局何かを失って何かを手に入れてるような感じです。「ハウルの動く城」でハウルがサリマン先生に言った言葉を思い出しました。「結局魔法なんてそんなもの。」
こんな未来予測どうでしょう。
September 17, 2006 12:07 AM │ Posted by komoto
> komotoさん
なるほど、説得力ありますね。
> 人を使ったビジネスに対しての需要が高まると思われます。
これは確実にそうなるでしょうね。誰でもできるルーチンワークに高い人件費を払うのは企業にとってはバカバカしいモノです。ここを自動化するというのは当然の流れなわけで、これからは本当に能力のある人が必要とされます。ここが大競争時代と言われる一端でもありますよね。
> しゃべる、聞く、見る、と言うふうに、人間自体がメディアであり、
> この機能を拡張して来たのが、今までのメディアです。
> そしてこれからもそれを追求して行くでしょう。
これが僕が懸念してるとこなんですが、今の流れで言うとメール・携帯電話を筆頭に「会わなくても簡単にコミュニケーションが出来る」ってとこに注力してるんですよね。ここで失うのは、日常生活の繊細な喜びだけでしょうか?僕が思うのは、会って初めて体験出来る、相手を気遣う心などの人間的な感情の部分がどうなるかってとこです。仕事にしても、昔と違ってコミュニケーション方法が豊富な今、嫌な人には別に会わなくても済んでしまうことが多いですよね。メールでいいやってなる。環境に適応させようとする人間の性質からして、そういう状況が続けばこの先どういう人間が生まれてくるでしょうか。またそういう人間がつくるモノ・文化とはどういったものでしょうか。
その辺の、今まで根底には必ず存在した人間性をも覆しそうな今の流れがちょっと不安やなって思ったんです。いい意味で「結局魔法なんてそんなもの。」って言えればいいですけどね。ちょっと大げさ過ぎますかね(笑
September 17, 2006 3:53 AM │ Posted by ususu
