死刑執行人の苦悩
僕は今までもこれからも死刑賛成派なのですが、この本を読むと結構考えさせられます。個人的には、命を奪えば命で償うのは当たり前のような気がするんですけどね。この辺の考えは人それぞれなので、難しい話だと思いますが。
この本なのですが、タイトル通り死刑執行人に焦点を当てて書かれているので、被害者の気持ちはほぼ皆無です。死刑囚に向けて「なぜこんないいヤツを殺さなければならないのか?」というフレーズが出てくるくらいです・・・。それだけに全てがその通りだとは思わないですが、被害者とはまた違った視点が見れて興味深いです。
ブランディング・カンパニー 成功する9つの法則
内容は「ブランディングとは何か」から「ブランディンカンパニーにとして永続させる」までの、ブランディングについての一連の流れについて書かれています。対象としているのは基本的に大企業です。またブランディングについての色々な数値データがあるので、資料づくりにも役立つかと思います。
本書を読んで、欧米に比べると日本企業はお国柄もあるのか企業自体の「らしさ」が足りていないと感じます。企業理念や社訓に関しても、欧米では日本企業のものよりもより詳しく丁寧に記載してあるそうです。
ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 - 風景写真
月刊誌「ナショナルジオグラフィック」の写真家たちが、撮影の基本テクニックからプロの撮り方までを幅広く解説してくれています。またこの書籍はシリーズ化していて、風景写真編の他にも、人物写真編・モノクロ写真編など、色々あるみたいなので興味ある人は是非。
今回読んだのは風景写真編ですが、全体の感想としては基本的なことが多いと感じました。あまり突っ込んだ所まで書いていないので、どちらかといえば初心者の方にオススメです。所々にプロの写真家が撮った写真の解説があってその辺がすごく勉強になります。引用になりますが「ファインダーに写っている全ての要素が、その場所について何かを物語るように」とあったのが印象に残っています。そういう写真を撮るのは、もっと足をつかわないといけないんだと改めて痛感させられました・・・ほんと写真って奥が深いと思います。
傑作写真とは、見る人がその場を旅している様に感じ、写真家がそのとき抱いた感情が伝わるもの
企業ブランドデザイニング
企業ブランドを確立させるために重要な、ブランドデザイン開発の戦略と実務について書かれています。著者である原田氏(プラクシス株式会社)は350社以上のブランド開発にデザイナーとして携わっているのもあり、説得力のある内容になってます。
ブランド理念の共有、ネーミング・ブランドロゴの重要性、視覚伝達ツールの整備・システム化、ブランドデザイナーの役割などが主な内容になってます。最も印象的だったのは『社員に企業理念をいかに浸透させるか』ということ。ブランドをつくるにはまず中身からということですね。企業をつくるのは人であり社員です。社員は企業をうつす鏡だといっても過言ではないでしょう。デザインツールの統一やシステム化などもいいですが、実はこれが一番重要な項目のような気がします。
すぐに役立つとっておきの考え方
人間の自尊心のことについて書かれている自己啓発的な本です。内容は「自分を受け入れる」、「他人に認められる必要はない」、「競争は有益か」など、一つ解釈を間違えると危険な内容ですが、個人的には面白かったです。ただ、好き嫌いがはっきりと分かれる本だと思います。
特に興味深かったのは「否定的な感情は自然か」ということ。本書では「あらゆる出来事は肯定的でも否定的でもなく、本質的には中立だ」という考え方に基づき書かれています。要は自分の考え方次第だということです。例えば「待ち合わせの時間になっても待ち人がこなくてイライラする」といった怒りの感情。これは本当に自然と『怒り』という感情が出てきたのでしょうか。
ウケる技術
「コミュニケーションはサービスだ」を念頭にコミュニケーションのあり方を真剣に?説いています。表紙のデザインも潔くて結構好きです。左の写真では分かりにくいですが、「る」のところがハートになってて微妙にウケます。こういう小技といい、カバー全体が黒一色である怪しさといい、この本にはあってるデザインじゃないでしょうか(笑
肝心の中身ですが、こういう時はこういう切り返し、この時はこういう言い回しなどケーススタディな内容が満載です。これを読めばアナタもコミュニケーションの達人になること間違いなしです!!!あと、amazonでの評価も結構よかったです。以下本書の例文を少しだけご紹介。
小さな会社★集客のルール
ホームページからの集客について「当たり前の事のようで多くの人が出来ていない事」が書かれています。
基本的にはランチェスター戦略が根底にあるので、大企業向けの本ではないですが、従業員30人以下の会社が約90%という統計もあるので、ほとんどの会社に当てはまるかと思います。あと、マーケティング的な要素が強く、デザイン的な事は一切書かれてないので、根っからのデザイナー業の方にはオススメは出来ませんが、読むと何かしら得るモノはあって個人的には良書だと思います。amazonでの評価は賛否両論でしたが・・・。
