ベストセラーは良書か?
ちょっと前に今年のベストセラーが発表されてました。
一覧を見てみたのですが、タイトルはほとんど知ってるけど全部読んだ事はない。読んでる時間がない、というのが正しいかな。読みたい本はたくさんあるんやけど、月に3、4冊が限界(泣)。僕は、人間の知識って昔からそんなに変わってないと思ってて、昔の本を読んでもそう的外れな事を言ってる訳ではないと思ってる。それに昔の本は本質をついた言い方のが多い。今の本は何か抽象的な表現が多いような気がする。なんでかって明確な答えがあるわけじゃないけど、本を出版するコストが昔と比べてかなり低くなったってのも、一つの要因じゃないかと思う。「本を出してる」っていうブランドを得やすくなったってことで、とりあえず出しとこうみたいな。(怒られるな・・・)
自分の時間というのは当然無限にある訳じゃないので、いかに良書を多く読むかが鍵なんですが、情報過多の現代ではフィルタのかけ方が難しい。ホント現代人は情報の選別能力は必須能力になってると思う。ま、読みたい本も人それぞれって言ってしまえばそれまでなんだろうけど。これ書いてて思い出しだけど、昔、ダウンタウンのまっちゃんが「視聴率のいい番組が面白い番組じゃない。ほんとに面白い番組は録画して何回も見る。だから視聴率は上がらない。」ってな事を発言してた記憶があります。当時、僕は高校生ぐらいだったと思うのですが、イヤに納得出来ましたね。
2006年のデザイナーとしての姿勢
年末なので、自問自答してみる。
まぁ今年は色々あって忙しかったんやけど、ある程度時間はあった。でも気付けば自分の作品を何一つ創ってない。クライアントワークばかり。これはデザイナーとして如何なものか。自分の考え方の表現をすることをしていない。頭で考えてはいるのだけど、実際に手を動かしていない。「考えるだけで行動しないのは、何もしないのと同じ」と仮定するなら、今年一年、僕は何もしてないのに等しい。クライアントワークの制約の中で表現するのは楽しい面もあるけど、やっぱりストレスになる部分もある。自分の作品ってのは、特にクライアントがいる訳でもなく、当然ながらお金をもらえるものでもない。ほんとに好きじゃないと出来ないと思う。自分自身との対話みたいなもの。クリエイターっていう表現が正しいのかな。
僕の場合、作品を創るときには色々考えてから創る事がほとんどで、感じたままに創るとか、そういう事がなかなか出来ない。悲しいかな、甚だアーティスト肌ではないと思う。僕の中では作品を創ることは「作品を創る事=自分の考えを具体化・整理出来る」と頭の中を整理するために結構役に立ったりする。実際に作品を創ってから客観的に見てみると、新たな発見もあったりして面白い。お金にはならないのだけど、好きなものだけ創って生きていければ最高やと思う。苦しいけど、それ以上に楽しい。山にこもって陶芸しつつ、ゆっくりと時間を過ごすというのがベストな生き方。まぁでも多分そういうのは無理なので、今年の反省も込めて、来年はモノつくりという行為を楽しみたいと思う。
ほんと自分の考えていることがスッキリと文章に出来ない。つくづく自分の文章の表現力のなさに泣けてくる。ま、2007年はWebというオモチャでもっと遊んでみよう。
ユニクロのニューヨーク旗艦店
『 佐藤可士和×中村勇吾×片山正通×マーカス・キールステン 』
今更だけど、ほんとスゴイ顔ぶれ。よくこれだけの著名人を集められたもんですね。でもふと思ったんやけど、これだけデザイン界のトップクラスの方たちを使って、このプロジェクトが失敗するような事があれば、色んな意味で僕らもヤバいんじゃないかと思った。
ユニクロは2006年秋、NYにグローバル旗艦店「ユニクロ ソーホーニューヨーク店」をオープンすると発表した。そのデザイン担当としてクリエイティブディレクター佐藤可士和氏、インテリアデザイナー片山正通氏、アートディレクターマーカス・キールステン氏、インターフェイスデザイナー中村勇吾氏の4人のチームが誕生。新ロゴと専用ウェブサイトが既にリリースされている。
経営者には美意識が欠かせない
株式会社たねや代表取締役社長、山本徳次氏の言葉です。
「自分(経営者)には美意識がない、デザイナーに任せておけばいい、という姿勢ではいけません。デザイナーの力を引き出すのは経営者なのです。」
お菓子づくりを総合芸術と例える氏の言葉には、共感出来るものが多々ありました。たねやの製品、これからはじっくりと見てみようと思います。
